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西アフリカの絵本、ウォロフ語の絵本、セネガルの歌(海南のびのす万博)

更新日:5月9日


ついに大阪・関西万博2025が開催されましたね!

セネガルも今回参加していますが、どなたか行かれた方はいるでしょうか?


さて、そんな万博に向けて、日本各地で関連イベントが開催されています。


先日は、海南nobinos(ノビノス)で開かれたイベントに呼んでいただきました。

この図書館、手に取れる絵本の数が日本一で、なんと5万冊もあるそうです!!


そんな素敵な図書館内が、国際色に染まっていました!!

 
 

世界の衣装の展示や、

JICAさんブースで世界の国の紹介や世界の塗り絵など。


子供が自然と世界に興味を持ってくれる仕掛けがいっぱいでした!!


まずはアフリカについてのお話を少し。

アフリカって言っても、その中にたくさんの国があって、

動物がいない国もあれば、雪が降る国もある。


日本にいると、貧困や紛争や病気といった課題ばかりニュースで流れていますが、

多くの地域では、人と人のつながりを大切にし、幸せに生きている人がたくさんいる。


そんなお話をしました。


次は絵本の読み聞かせ。

今回は、西アフリカの暮らしや音楽の文化が分かる日本語の絵本「アフリカの音」と、

ウォロフ語で書かれた絵本「ディガンテ」を読みました。



「アフリカの音」は、西アフリカの生活にいかに音楽がなくてはならないものか、

その様子がよくわかる、私も大好きな絵本です。


途中で「グン ゴ ド パ」という音が出てくるので、

実際にそれをジャンベで演奏しました。


そして「ディガンテ」。

セネガルの人々はウォロフ語を使って会話をするのが殆どです。

他、セーレールやプルなど、民族の言葉もあります。


しかしこれら民族の言葉は文字がなく、学校で習う公用語のフランス語で文字を書きます。


もちろん、学校に行っていない人はフランス語ができないので、

自分たちの言葉を書き残すことができません。

「みんな喋ってる言葉でお手紙書けないんだよ~」というと、子供たちもびっくりしていました。



この「ディガンテ」という絵本は、

ちゃんと母国語で書かれた絵本があるといいな、という思いから、

NPO特定非営利活動法人aphw手を洗おう会の皆さんが、クラウドファンディングで資金を集めて作られた本です。素敵ですね…!


そんなお話も簡単にかみ砕いてさせてもらいました。


最後は「ディナー デム セネガル」というウォロフ語の歌をみんなで歌いました^^


来てくれたみんな、ありがとう!!


少しでもアフリカやセネガルを身近に感じでもらえれば嬉しいです✨




<おまけ

英語の絵本を読む人が足りない~という事で、

急きょイギリスの担当もさせてもらいました。


マザーグースの短いお話をいくつか読んで、

みんな知ってる「きらきら星」を英語で一緒に歌いました☆彡


短い動画があるので、よかったら見てみてくださいね。



歌になっているお話も多かったです。

マザーグースは音読すると、韻の綺麗さが際立ちますね。


スペイン語の絵本担当のコノさん、フランス語の絵本担当の南方さんと。

ご一緒できて楽しかったです!!


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